岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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『Webを支える技術』を買った

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

我慢できない子なので、フラゲして、気になっていた「第5部 Webサービスの設計」をまっさきに読みました。以下、おもに未来の自分のためのメモです。

驚いた点

  • なぜステートレス性が重要でないのか」の答えがずばり書かれていた!(245ページ)
  • PUTによるパーシャルアップデートが可能とは!(273ページ)←PUTはリクエストエンティティをそのまま保存するという先入観があった

なるほどと思った点

  • 機能をリソースに落とし込む場合、機能の結果をリソースとしてとらえることが重要(247ページ)
  • 検索結果リソースのURIに拡張子が付くのは不自然(258ページ)
  • リソース設計はスキルであり、身につけることができる(267ページ)
  • ネットワーク帯域やサーバへの接続を減らすため、あえて正規化を崩す(299ページ)

今後の指針になった点

  • 書き込み可能なWebサービスの設計は難しい(268ページ)→まずは読み取り専用の設計を数こなしたほうがよさそう

引っかかった点

  • トップレベルリソースのXHTML例にh1要素が複数あって「あれ?」と思った(264ページ)→仕様上は問題ないし、この例ではそうマークアップするのが自然だと納得した
  • 書き込み可能なWebサービスの設計(第16章)においても、リンクによる接続の例が見たかった→『楽々ERDレッスン (CodeZine BOOKS)』ならぬ『楽々ROAレッスン』が読みたい><

今後の予定

いつもやるやる詐欺ですみません。いつまでもそんなんじゃいかんので、近々本腰を入れて、読み取り専用のWebサービスを設計しようと思ってます。まずは、Amazonの商品を検索する機能からかな。将来的には、Amazonのカートより便利な外部カートを作って公開するつもりです。

あ、でもその前に、第1部から第4部まで読まないと。