『UNIXという考え方』を読んだ
id:t-wada さんが:
『UNIX という考え方』は、私のバイブルです。UNIX の背後に流れる価値観、設計思想、シンプルな設計とは何かを学べる、多くの技術者におすすめの本です。
QUnit-TAP : JavaScript のテスティングフレームワークQUnitからTAP出力する - t-wadaの日記
と書かれていたので読んでみました。
読んでよかった。和田さんに感謝です。和田さん大感謝祭です。もっと早くこの本に出会いたかった><
索引まで含めても148ページと薄い本ですが、得られたものはかなりの大きさです。今後、ぼくの設計判断ががらりと変わるのは間違いありません。
本書で解説されているのは、以下の「定理」です。ピンときた方には、一読をお勧めします。
- スモール・イズ・ビューティフル(小さいものは美しい)
- 一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
- できるだけ早く試作する
- 効率より移植性を優先する
- 数値データはASCIIフラットファイルに保存する
- ソフトウェアを梃子(てこ)として使う
- シェルスクリプトによって梃子の効果と移植性を高める
- 過度の対話的インターフェースを避ける
- すべてのプログラムをフィルタとして設計する
- 作者: Mike Gancarz,芳尾桂
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2001/02/01
- メディア: 単行本
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