岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

はてなダイアリーのサービス終了をうけて移行したものです。更新はしません。

不快感なんか怖くない

自分の娘とかにも実名使えって諭すのかな… GMTTM。まあ、わしも普通に実名だけど、それはあくまで選択の問題でね。それがいいとか悪いとかでなく「ハンドル持つのも使い分けるのもめんどくさい」だけだし。 実名なんて怖くないって記事も、主張の方向性は別に特に代わりはない。

http://antares.sci.fukuoka-u.ac.jp/wiliki/wiliki.cgi?matsuoka::Log::200707

小倉さんは知りませんが、私は「実名なんて怖くない」と言っているだけなので「自分の娘とかにも実名使えって諭すのかな」というのは誤読ですね。松岡さん(?)にはお分かりだと思いますが。

なのだけど、わしがこう書いても特に何もおきそうもないのに、なんでこの人の主張には食いついてくる人がいるかって言うと、単純に「実名なんて怖くない」ってタイトルが語呂はいいけど巷に溢れてる HowTo や何かを勧める文書のテンプレートに引っかかってることが不快感を呼んでるってことな気もするなぁ。

http://antares.sci.fukuoka-u.ac.jp/wiliki/wiliki.cgi?matsuoka::Log::200707

タイトルについては、石野真子の『狼なんて怖くない』を意識しました。が、後で調べたら『狼なん怖くない』でやんの…。ちょっと後悔してます。

私の主張が不快感を呼んでるのかどうかは分かりませんが、もしそうだとしたら、タイトルより中身のせいでしょう。実名は危険だと思い込んでいる人にしてみれば、実名の人が「実名なんて全然危険じゃない」と主張しているのはきっと不快。

「見ず知らずの他人と言葉を交わ」すってのは難しいね :-d

http://antares.sci.fukuoka-u.ac.jp/wiliki/wiliki.cgi?matsuoka::Log::200707

マジレスですが、私は他人に不快感を持たれるのには慣れているので、見ず知らずの他人と言葉を交わすのが格別むずかしいこととは思いません。

そもそも、マジョリティと意見が違うからわざわざブログになんか書いたりしているわけです。今回の件でいえば、「実名は危険だという思い込み」がマジョリティ。そう思い込んでいる人が多いからこそ、実名ブロガーが少ないという現実がある。

私はそういう思い込みをひっくり返してやりたい性格なんです。呉智英の愛読者だし(『ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講 (小学館文庫)』がお勧めです。購入の際は、車に轢かれたり、カード情報を抜かれたり、ストーカーに殺されたりしないようご注意ください)。

とはいえ、マジョリティにこんな話がすんなり通じるわけもない。徒労ですね。因果な性格だ。