岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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「シルク」「陰日向に咲く」を見た

109シネマズ木場で「シルク」「陰日向に咲く」を見てきた。例によってペアシート。座り心地は悪くないものの、一般席がふたつつながっただけの作りなのが少し物足りなかった。

2本の内容は対照的だった。「シルク」は意外な展開が1箇所だけ、「陰日向」は意外な展開だらけ。後者のほうが楽しめた。

が、「シルク」のほうが記憶に残りそうな気がしている。1箇所のみの意外な展開がこの映画の主要テーマであり、30分ぐらいの短編で済みそうな話なのになんでこんな大層な映画になっているのか分からず、私ごときには察知できない裏テーマがあるんじゃないかと不安になり、まさかその不安の惹起を狙った映画なんじゃないか実はと思ったり、いやいややっぱりそんな大層なものではないよなと思い直したり、なんだか不思議な映画だ。