「ウ−マン・イン・ブラック」と「デトロイト・メタル・シティ」を見た
本日は家庭サービスデー。子供がいないので相手は妻のみだけれど。欲張って、演劇と映画とカラオケの3本立てにした。
まずは、渋谷のPARCO劇場で「ウ−マン・イン・ブラック」を観劇。斎藤晴彦と上川隆也の二人芝居だ。個人的にホラーはあまり好きでないのだが、二人芝居でホラーというのも珍しかろうと思い、見ることにした。
私は、怖さはともかく、役者の長台詞に感心した。特に斉藤は私の両親と同年の生まれで、古希に手が届かんという年齢なのだが、よく覚えられるものだ。いくら演技が達者でも、記憶力が悪ければ役者にはなれないのだなあ。当たり前か。
迷路のような渋谷駅構内を歩き、副都心線で新宿三丁目に移動。新宿バルト9で「デトロイト・メタル・シティ」を見た。怖いもののあとには笑えるものが良いだろうと踏んだのだ。
いやあ、見て良かった。私は『近代麻雀』誌の購読を十数年前にやめてからマンガは読んでおらず、「デトロイト・メタル・シティ」の原作も知らない。そんな私でも、この映画は100%楽しめた。
私のように、渋谷系の洗礼をリアルタイムに受けた世代が、いちばん楽しめるのかもしれない。主人公の携帯着信音が「恋とマシンガン」、というだけでおかしくて仕方がなかった。今の若者から見ると、渋谷系ってあんなふうにダサいんだろうなあ。カラオケではオリジナル・ラヴの「夢を見る人」を歌った。