岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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緒形拳のこと

十数年前のことだろうか、あるテレビドラマに緒形拳が出ていた。アナウンサー役で、テレビのニュース番組にてニュースを読む場面だった。それを見て、私は驚いた。まったくアナウンサーに見えなかったのである。彼は、緒形拳のイメージそのままに、しゃがれ声でゆったりとニュースを読んでいた。

緒形拳に殴られたなら

自分より演技が下手な役者には容赦しない面があり、暴力を振るうことも珍しくなかった。それが子役であっても同様であった。

緒形拳 - Wikipedia

この記述が真実かどうか知らないが、いくら暴力を振るったところで、役者の演技力が向上するとは私には思えない。もし私が「演技が下手だ」という理由で緒形拳に殴られたら、「あんたのアナウンサー役だって、ずいぶん下手だったぜ」と殴り返しただろう。役者を志さなくてよかったなあ。