岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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不本意ながら「公共の福祉」問題について

7月29日の日記に、『私は、公共の福祉に反しているわけでもない他人の行動を「若気の至り」だの「アホ」だの評するのは公共の福祉に反することだと思っている』と「根拠を挙げずに」書きました。そのことを不満に思っている方がいらっしゃるようです。

さらに、「もちろん私と違う考えの人もいるだろうが、だからといって議論する気はない」とも書きました。そのことを不満に思っている方もいらっしゃるようです。

別に不満を持たれるのは構わないのですが、登録してもいないgooIDの登録完了メールが届いたり、「殺」タグを含むブックマークコメントで「必ず返答くださいね」と言われたりしている状況なので、不本意ながら「弁明」してみます。

まず、『公共の福祉に反しているわけでもない他人の行動を「若気の至り」だの「アホ」だの評するのは公共の福祉に反することだ』という意見が正しいかどうかを考えてみましょう。

拍子抜けされるかもしれませんが、この意見が正しいかどうか私には判断できません。なぜなら、司法以外が正否を決める問題ではないからです。繰り返しになりますが、「議論する気はない」と書いたのはそういう意味です。私と誰かが議論して「正しい」「正しくない」という結論が出たからといって、その結論が正しいかどうか、司法以外の誰が証明できるでしょうか。

「それでも根拠ぐらい書けよ」というご批判はあるでしょう。しかし、それは議論の端緒になりえるので避けたいですし、本音をいえば、まったくの印象論のため根拠など最初からないのです。「公共の福祉に反しない行為を侮辱するのは公共の福祉に反する行為だ」となんとなく考えているにすぎません。

「その程度の理解で公共の福祉に言及されては迷惑だ」と思われる方は、私の当該記事について株式会社はてなに削除依頼を出すなり、訴訟を起こすなりされるのが建設的だと思います。

また「公共の福祉に反しない行為を侮辱しても公共の福祉には反しない」「そもそも侮辱ではない」「岩本はSEを即刻やめてヒヨコの性別鑑定士になれ」「いや、刺身にタンポポを乗せる仕事のほうがお似合いだろう」といった意見をお持ちの方は、その意見を堂々と主張されれば良いのではないでしょうか。私は反論しません(侮辱的表現が目に余る場合は弁護士に相談します。小倉さんは避けますが)ので、説得力を持った意見ならギャラリーにすんなり受け入れられることと思います。

追記

根拠を書くことが議論の端緒になりえる、とか言ってないで素直に言えよ。私が嫌いなんだろ、それでエエやないか。嫌いなだけですって、はっきり言えばいいのになあ。メールは知らん。

http://b.hatena.ne.jp/hashigotan/20070802#bookmark-5459617

はっきり言います。hashigotanさんを嫌いになるほどhashigotanさんのブログを読んでいないので、嫌いではありません(lstyさんも同様)。

恥を忍んで「根拠など最初からない」と素直に書いたのですが、それでもご納得いただけないようなら、嫌いになります。