岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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「バンテージ・ポイント」「梅田憲司展」「生誕100年サヴィニャック展」

ユナイテッド・シネマとしまえんで「バンテージ・ポイント」を見た。意外な展開が多く、楽しめた。もったいぶらない終わり方にも好感。ただ、カーチェイス部分は冗長だった。いかにもアメリカ人が喜びそうなストーリーなのも少し気になったが、アメリカ映画だから当然か。

その後、池袋のギャラリー・BEMSTERへ移動、イラストレーター・梅田憲司さんの展覧会を見た。「炎鳥」のような、動物と非動物が融合したような作品がツボ。動物と別の動物が融合したような作品はちょっと気持ち悪い(ごめんなさい)。ミニカードのセットがあったので買った。たまに眺めよう。

さらに日本橋丸善へ移動、「生誕100年サヴィニャック展」を見た。3階のこぢんまりしたスペースで、ポスター販売がメイン。じっくり見られる感じではなかった。同階カフェでガトーショコラ(サヴィニャックの好物)を頼むと記念バッジがもらえるとのことで、夫婦で注文した。支払いを済ませてもバッジをもらえず、指摘したらようやくもらえた(青と白の色違い)。めったに頼む人がいないのだろう。4月にも恵比寿の三越サヴィニャック展覧会があるので、そちらにも行くつもり。

追記(2008-03-20)

書き忘れた。映画が始まる前に流れる、鑑賞マナーを守るように訴えるCMの映像も私好みだった。半崎信朗さんの作品。椅子が前の椅子を蹴ったり、おしゃべりな二人組の横顔がお互いの鼻をかじり合って唇の形に変化したり(説明が難しいな)、センスに感心した。

半崎さんといい梅田憲司さんといい、才能のあるアーティストは無条件に尊敬してしまう。