「Me generation」の人もそうでない人も受け入れるのが理想?
id:ZIGOROuさんの「Building Relying Party Best Practice」(PDF)に対する工藤さんの指摘が面白い。そしてZIGOROuさんの返答も。
単純にまとめると、RPでは2通りのID管理方法:
- Claimed IdentifierをそのままRP上での“ID”扱いする
- あるいはRP上での“ID”に紐付ける
が考えられ、ZIGOROuさんが2を推奨なさっているのに対し、「Me generationの人(アイデンティティをURLに求める人)にとっては1のほうが嬉しいのでは?」と工藤さんが指摘されたわけです。
ここからは私の素人考えですが、RPは、1と2のどちらが良いかをユーザが選べるようにしたら親切なんじゃないでしょうか。ZIGOROuさんのPDFでいうと、21ページの画面(Fastladderの例)で「User ID」を必須ではなく任意項目にすればよいのではないか、ということです。
ネックは、実装の手間が増えることと、ユーザページのURLの扱いに悩むことかな。後者はこういうことです。たとえば「http://example.com/example.jp/op_username」とか「http://example.com/rp_username」とかが混在すると、ルーティングが面倒なんじゃないか、と。システム上のユーザIDを使って「http://example.com/12345678」にすると、mixiのIDみたく覚えづらいし…。
というわけで、やっぱり1は切り捨てちゃいたいと思っている、いわもとくんなのでした。