岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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『大阪ハムレット』を観た

映画『大阪ハムレット』をシネスイッチ銀座で観ました。『少年アシベ』で知られるマンガ家・森下裕美の同名マンガが原作です。私は原作を読んでいませんが、森下の作風は好きで、無名の映画ながら「映画生活」の満足度ランキングで堂々3位にランクされていることから、期待して観ました。

夫に先立たれる妻、その夫の弟を名乗り住みつくおっちゃん、教育実習生に恋する長男、ケンカに明け暮れる次男、女の子になりたい三男、みんながみんな問題や悩みを抱えていながら「幸せ」としかいいようのない家族の話。問題や悩みがあって自分のことを不幸だと思っている人がこの映画を観ると、幸せになれるかもしれません。期待以上の面白さでした。