『Webを支える技術』第1部と第2部を読んだ
昨日の日記の続きです。『Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)』の第1部と第2部を読みました。
第1部 Web概論
「第2章 Webの歴史」が知らないことばかりで面白かった。個人的に興味深かったのは、SOAP対RESTの論争に火を付けたのがAmazon Webサービスの利用比率報告だったこと(23ページ)。私も早くから利用していたけれど、(いわゆる)REST形式のAPIをまよわず選んだのを覚えてます。「Webサービスを提供するなら、なるべくシンプルにしないと、使われない可能性が高まる」ということが分かります。
第2部 URI
「クライアントで相対URIを解決するには面倒な処理が必要になるので、WebサービスやWeb APIを実装する場合はなるべく絶対URIを使ったほうがクライアントにとって親切でしょう」(51ページ)という発想はなかった。実践しよう。
ログインページのURI設計(57ページ)もためになった。http://example.jp/login_form とか http://example.jp/login_page とか、私ならやりたくなってしまう。たしかに「form」も「page」も冗長だから、http://example.jp/login で充分だなあ。一見URIが動詞にみえるけれど、名詞の省略形であるということ。
追記(2010-04-07)
loginは名詞でもありますよ〜
はてなブックマーク - yoheiのブックマーク / 2010年4月7日
おお、なるほど。http://example.jp/register なんかも、名詞と捉えれば違和感ないですね。