筒井康隆の怖い短編が読みたい
筒井康隆の怖い短編が読みたくなった。きっかけは、mixiの筒井康隆コミュニティで見つけた『「怖い短編」限定で語るトピ!』。筒井康隆の小説の中でも、怖くて好きな短編を挙げていこうというトピックである。
私が挙げるなら「乗越駅の刑罰」。不条理も不条理、いわれなき非難の雨あられ、まったく救いのない話なのだ。太宰治の「親友交歓」をギッタギタにした感じ。
前述のトピックでも「乗越駅の刑罰」がしっかり挙げられていたが、未読の作品や内容を覚えていない作品も挙げられていて、あれこれ読みたくなった次第。
挙げられている短編と、それら短編が収録されている文庫を下記にまとめておく。
- くさり―ホラー短篇集(2006/11)
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- 生きている脳
- 池猫
- 二元論の家
- 怪物たちの夜
- くさり
- 鍵
- 懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉(2002/10)
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- 走る取的
- 乗越駅の刑罰
- 懲戒の部屋
- 熊の木本線
- 顔面崩壊
- 蟹甲癬
- 如菩薩団―ピカレスク短篇集(2006/08)
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- 死にかた
- 如菩薩団
- 三人娘
- 村井長庵
- 佇むひと―リリカル短篇集(2006/10)
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- 佇むひと
- 睡魔のいる夏
- 母子像
- 驚愕の曠野―自選ホラー傑作集〈2〉(2002/10)
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- 魚
- 定年食
- メタモルフォセス群島
- 傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉(2002/10)
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- 五郎八航空
- 毟りあい
- 笑うな(1980/10)
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- 傷ついたのは誰の心
- 駝鳥
- 陰悩録―リビドー短篇集(2006/07)
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- 君発ちて後
- ヨッパ谷への降下―自選ファンタジー傑作集(2005/12)
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- 家
- ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集(2005/07)
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- 偽魔王
- 最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉(2002/10)
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- 問題外科
- ベトナム観光公社(1997/12)
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- トラブル
以下はAmazon在庫切れ(マーケットプレイスでは買える)。
- おれに関する噂(1978/05)
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- 蝶
- おれに関する噂
- 熊の木本線
- 怪奇たたみ男
- YAH!
- 講演旅行
- アフリカの爆弾(2000)
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- ヒストレスヴィラからの脱出
- 原始人(1990/09)
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- おれは裸だ
- 串刺し教授(1988/12)
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- 串刺し教授
- くたばれPTA(1986/10)
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- かゆみの限界