岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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PayPalで寄付をする/受ける場合の注意点

私の運営しているリリースチェッカーに対して、PayPalを使って寄付の募集を始めたところ、ありがたいことに2件のご寄付をいただきました。ただ、PayPalの仕様で驚いたことがあったので、注意点としてまとめてみます。

なお、私は個人でリリースチェッカーを運営しているため、PayPalのビジネスアカウントではなく、プレミアアカウントを作りました。その前提でご覧ください。

寄付ボタンからの寄付では送金者の住所まで通知される

PayPalにプレミアアカウントでログインすると、寄付ボタン(正確には寄付フォームのHTML断片)を作ることができます。当初、寄付を受け付ける方法はこれしかないと思っていたので、私も作り、リリースチェッカーのトップページに貼り付けました。

その後、この寄付ボタン経由で2件のご寄付をいただきました。寄付があると、私宛にメールが届きます。それ自体は想定内の動作でした。ただ、メール内に送金者のお名前とメールアドレス、さらに住所まで記されていたのは想定外でした。特に住所には驚きました。寄付ボタンを作る際、「配送先住所の入力は不要」としたのですが、それとこれとは別のようなのです。

送金者の方は、意図せず私に住所まで通知したことになります。もちろん、これは私の本意ではありませんが、事前にテストしなかった私に落ち度があります。ご寄付いただいた方には、直接謝罪のメールをお送りし、返金を打診いたします。(追記:その後、お二方より返金無用とのご返信をいただきました。ありがとうございました)

PayPalユーザによる「送金」であれば住所は通知されない

住所の通知なく寄付を受け付ける方法がないと、PayPalは私にとって使い物になりません。そこであれこれ調べたところ、PayPalユーザによる送金であれば、住所が通知されないことが分かりました。MIAUも、その方式を採用しています。

リリースチェッカーでも、その方式を推奨としました。PayPalのユーザでない方、あるいはユーザになりたくない方からのご寄付は期待できなくなりますが、致し方ありません。

まとめ

他の方には私と同じミスをしていただきたくないので、この記事を公開しました。ご寄付いただいた方には、あらためてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。