岩本隆史の日記帳(アーカイブ)

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千葉・潮風王国で元「たま」のライブを見た

南房総にある潮風王国で、元「たま」のメンバー3人が揃ってソロライブを行うというので見に行った。東京駅から直通バス(房総なのはな号)で2時間半。翌日仕事がなければ一泊したかった…。

野外ステージに最初に登場したのは石川さん。「たま」のことを知らない客も大勢いるだろうに、まさか「夏のお皿はよく割れる」が聞けるとは。歌い出しなんて「となり部落のライ病患者」ですよ。初めて聞く「ひとり闇鍋」「オンリー・ユー」も良かった。

続いて滝本さん。石川さんと同じバンドのメンバーだったのが不思議にすら思える美しい曲の連続。「ハル」とか「空の下」とか、まったりした曲調の曲がほわんとした天気に合っていた。

最後に知久さん。「らんちう」「方向音痴」といった古めの曲から「死んじゃってからも」「ちょっと今ココだけの歌」といった新しめの曲まで。CDで聞いたときは物足りなく感じた「月がみてたよ」が意外に良かった。これも天気のせいかな。

で。私以外にも期待していた人は多かったと思いますが、元「たま」3人がせっかく揃ったということで、「しょぼたま」形式での演奏もありました! 伝説のバンド、1日限りの再結成ってことですよ奥さん!(感涙)

演奏されたのは「ラッタッタ」「あるぴの」「ハダシの足音」の3曲に、アンコールの「まちあわせ」。「俺達もう解散したんだから気軽に再結成なんてしねえぜ」なんて変なこだわりをもたず期待に応えてくれるのが「たま」らしい。生きているうちにまた見られるかなあ。

追記(2008-04-27)

へんなこだわりやもったいぶりも無い。
無料ライブであっさりやってしまうのが、たまらしいね。

たま33

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